生活習慣病|各務原市の内科・循環器内科・糖尿病内科なら小島ファミリークリニック|岐阜県各務原市大野町4丁目156番地1

生活習慣病

生活習慣病

  • TOP
  • 生活習慣病
生活習慣病

生活習慣病について

生活習慣病とは栄養バランスの崩れた食生活、運動不足、喫煙・多量の飲酒、ストレスなどの生活習慣をきっかけに発症する病気の総称です。代表的な生活習慣病には、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などがあります。これらの病気の中には自覚症状がないものもあり、そのまま放置すると脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患といった重篤な合併症を引き起こすこともあります。このような状態を予防するためにも、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。
また医療機関で定期的に健康チェックを受けることで、生活習慣病の予防や管理がしやすくなります。各務原市の小島ファミリークリニックでは、生活習慣病に関する診療、禁煙外来を行っています。

健康診断で異常値が見られた方や、日頃の生活習慣に心当たりの方は気軽にご相談ください。

対象になる方

通院困難、かつ在宅医療を希望される方が対象になります。
具体的には、
脂質異常症
血液中には脂質(コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)、リン脂質、遊離脂肪酸)が含まれているのですが、そのうちLDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪(トリグリセライド)の数値が基準よりも高い(高脂血症)、もしくはHDL(善玉)コレステロールの数値が基準よりも低い状態にあると脂質異常症と診断されます。その数値については、以下の表の通りです。
高LDLコレステロール血症 LDLコレステロール値≧140mg/dL
高トリグリセライド血症 中性脂肪≧150mg/dL
低HDLコレステロール血症 HDLコレステロール値<40mg/dL
数値の異常を指摘されたらご受診ください
脂質異常症も高血圧や糖尿病などの生活習慣病と同じく、発症しても自覚症状が出にくいです。そのため、定期的な健康診断の結果から、LDLコレステロール値などの数値の異常を医師から指摘されて気づくパターンが多いです。それでも、症状がないからと何の治療もしない方もいます。この場合、例えばLDLコレステロールが過剰な状態にあれば、血管内にコレステロールが付着するようになって、これが蓄積されるようになります。さらに何の治療もしなければ、血管が狭窄し、血流を悪くさせる、あるいは詰まるといったことが起きるようになるわけですが、これが脳血管付近で発生すれば脳血管障害(脳梗塞など)、心臓の血管付近であれば虚血性心疾患(狭心症、脳梗塞)といった合併症を発症するようになりますので要注意です。

発症の原因については大きく2つに分類されます。ひとつは原発性脂質異常症というもので、これは生活習慣の乱れ(肥満、過食、運動不足、喫煙、お酒の飲み過ぎ、ストレスなど)や遺伝的要因(家族性高コレステロール血症)によって引き起こされるタイプです。もうひとつは二次性脂質異常症で、ホルモンの分泌異常や糖尿病、腎臓病などの病気や薬剤(ステロイド薬など)の長期投与などによって発症するタイプになります。この場合は、原疾患の治療、薬を変えるなどすることで改善するようになります。
高尿酸血症(痛風)
血中には尿酸が含まれています。この尿酸の濃度が基準を超えて高い状態にあると高尿酸血症と診断されます。具体的には、血液中の尿酸値が7.0mg/dL以上ある場合を言います。なお尿酸値は、血液検査で調べることができ、健康診断でもよく行われています。

なお尿酸は水に溶けにくい性質で、この濃度が血液中で必要以上に高くなると針状結晶の尿酸塩となりますが、これが関節付近(とくに足の親指付近)に留まるようになると激痛の炎症発作が起きるようになります。これが痛風です。この痛風は、高尿酸血症の発症が確認されていれば、いつ発症してもおかしくない状態ですが、尿酸値が7.0mg/dL以上であれば、誰でも起こるというわけでもありません。ただ、何も症状がないからとさらに放置続ければ、尿路結石、痛風結節、慢性腎臓病(CKD)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞など)といった病気を併発するようになりますので、高尿酸血症の患者様は重度の疾患を発症する前に治療を受けられるようにしてください。

尿酸値が高くなる原因としては、尿酸を肝臓で作り過ぎてしまう(体内で多く産生する)、あるいは尿酸が腎臓から排泄されにくくなることで起きるとされ、患者様によってはその両方がみられることもあります。

ちなみに尿酸が体内で多く産生してしまうのは、尿酸の元であるプリン体が多く含まれる食品(レバー、かつお、大正エビなど)の摂取、先天性の代謝異常、造血器疾患の罹患、お酒を飲み過ぎているなどが挙げられます。一方尿酸の排泄が悪くなるケースでは、腎機能低下、遺伝的要因、過度な無酸素運動、脱水症状などによって起きるとされています。このほか、肥満も尿酸値の上昇と関連性があるとされています。

なお高尿酸血症の患者様は男性が圧倒的に多く、日本人の30歳以上の男性の約30%が発症しているとされ、痛風による炎症発作の症状がある90%近くの方が成人男性でもあります。
メタボリック症候群(肥満)

Dietary Nutrition Guidance

食事栄養指導
生活習慣病の予防やコントロールにおいて大切となるのが、食事の見直しです。
当クリニックでは、一人ひとりの患者さんの病状のみならず、食事の好みや家族構成、外食の頻度などに合わせたきめ細やかな指導やアドバイスを行っています。
塩分管理

塩分管理

塩分は体内の一定の割合で含まれており、生命維持に欠かせない成分のひとつですが、現代人の食生活は塩分の取りすぎが問題になっています。
過剰な塩分摂取は、高血圧や循環器系の病気のリスクを上げるため、適切な塩分管理が大切です。当クリニックでは、尿検査で1日の推定塩分摂取量を測定し、結果に応じて適切な塩分制限の指導を行っています。
糖質制限

糖質制限

糖質は体や脳のエネルギー源であり、重要な栄養素のひとつです。糖質はご飯やパン、麺類といった食事の主食に多く含まれています。糖質を摂りすぎると、血糖値が急上昇して糖尿病のリスクを高めます。近年では糖質制限ダイエットが人気ですが、健康な生活を送るためには適切量の糖質を摂取する必要があります。
当クリニックでは、専門の糖尿病療養指導士が在籍しており、糖尿病の方を中心に、正しい糖質制限についてアドバイスしております。
外食の際の注意点

外食の際の注意点

外食メニューは、高カロリー・高脂肪・高塩分であることが多く、適切に選ばなければ生活習慣病を悪化させてしまうことがあります。
外食の機会を減らすことが難しい場合は、メニュー選びのポイントを学ぶことでより健康的な食事を取ることができます。

Q&A
・・・・・・・・よくある質問

たばこはどのような害がありますか?電子タバコもダメですか?
たばこにはさまざまな有害物質が含まれていますが、代表的なものがニコチン・一酸化炭素・タールです。
特にニコチンには依存性があり、がん、心筋梗塞、脳梗塞など、日本人の死因の上位を占める危険な疾患にかかるリスクがあります。
電子タバコについては、含有物質の詳細が公表されていないものもあるようで、詳細なリスクは明らかではありませんが、当クリニックでは、通常のタバコと同等・もしくはそれ以上に危険な可能性があると考えております。
当クリニックでは禁煙外来も行っております。一度禁煙にトライしてみたい方、過去に禁煙したが上手く続かなかった方、などいつでもご相談ください。

お酒はどのくらい飲んでもいいですか?
適量のお酒は健康によい効果をもたらすというデータがあります。
具体的な量としては1日アルコール20g程度で、ビール中瓶1本、日本酒1合、チューハイ1缶になります。ただし、アルコール依存症や糖尿病による合併症が重度である場合は、禁酒を指示しております。
各務原市の内科・循環器内科・糖尿病内科なら小島ファミリークリニック

当院におまかせください

各務原市の小島ファミリークリニックでは、食事療法や運動療法による生活習慣の見直しや、薬物療法による生活習慣病の治療、禁煙外来を行っています。
生活習慣病は自覚症状に乏しく、先の見えない、治療の継続が難しい病気です。
当クリニックでは、患者様の気持ちに寄り添い、あまり厳しすぎない、継続可能(サステナブル)な生活習慣病治療を心がけております。
すでに生活習慣病と診断された方だけでなく、健康診断で気になる数値がある方は、気軽にご相談ください。
自然

小島ファミリークリニック

TEL:058-382-3993
住所
〒504-0934
岐阜県各務原市大野町4丁目156番地1
駐車場
26台の駐車スペースあり。
午前 8:30~12:00
午後 15:30~18:00
往診 13:00~15:00
●:土曜日9:00~11:30
休診日:日祝・水曜午後・土曜午後